【破産管財人就任のごあいさつ】

平成29年4月5日

破産者株式会社グロワール・ブリエ東京
破産者ミスプレミアム株式会社    
破産管財人 弁護士 進士 肇

破産管財人就任のごあいさつ

  1. 破産手続開始決定のお知らせ
    美容脱毛サロン「エターナルラビリンス」等の運営会社である株式会社グロワール・ブリエ東京(以下「GB社」といいます。)及び同社の子会社であり美容脱毛サロン「ラットタット」の運営会社であるミスプレミアム株式会社(以下「MP社」といいます。)は、平成29年4月5日午後5時、東京地方裁判所より破産手続開始決定を受け、同時に当職が破産管財人に選任されました。
  2. 破産手続開始決定までの経過について
     破産手続開始申立書及びその添付資料によれば、GB社及びMP社が破産手続開始決定を受けるに至るまでの経緯は次のとおりであるとされています。
     すなわち、GB社は、平成28年8月24日付で、消費者庁より新規勧誘等の一部業務を9ヶ月停止する旨の業務停止命令を受け、これに伴う資金繰りの悪化により、自助努力のみでは事業継続が困難な状況に陥りました。
     このような状況下において、株式会社RVH(以下「RVH社」といいます。)は、同年9月23日、GB社に対し金1億円を、さらに同年9月30日、MP社に対して金2億5000万円の貸付を行うとともに、GB社及びMP社が保有する店舗資産等に対し担保権を設定しました。また、同日、RVH社及びその子会社である株式会社ミュゼプラチナム(以下「ミュゼ社」といいます。)は、GB社及びMP社との間でスポンサー支援に関する基本合意書を締結し、同年10月1日からGB社及びMP社の従業員の転籍受入を開始しました。
     その後、GB社及びMP社が上記の借入金の返済を行わず期限の利益を喪失したことから、同年10月26日、RVH社は上記の店舗資産等に対する担保権を実行してこれらの所有権をミュゼ社に帰属させました。また、同日、ミュゼ社は、GB社及びMP社との間で資産譲渡契約を締結し、両社の労働債務の引受の対価として店舗の敷金・保証金返還請求権や商標権等を譲り受けました。この結果、ミュゼ社は、GB社及びMP社の営む美容脱毛サロン等に係る事業運営に必要な主要資産を取得するに至りました。
     さらに、平成29年3月24日、ミュゼ社は、GB社及びMP社との間で事業譲渡契約を締結し、GB社及びMP社の営む美容脱毛サロン等に係る事業を譲り受けました。
     上記事業譲渡に伴い、GB社及びMP社自体には事業の実体が無くなりますので、GB社及びMP社として今後事業を継続していくことは不可能となりました。また、GB社及びMP社は多額の債務を負っており、破産手続により法律の定めに従って適正に清算手続を進めていく必要がありました。
     そこで、GB社及びMP社は、平成29年3月28日、東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行いました。

     この申立てを受け、同日、保全管理命令及び包括禁止命令が発令され、当職が保全管理人に選任されました。当職は、保全管理人として、顧客の皆様の被害や混乱を最小限に抑えることなどを目的として、ミュゼ社との間で今後の対応方針の確認や調整等を行っておりましたが、今般、同年4月5日付で破産手続開始決定が発令され、当職が引続き破産管財人に選任されました。
     今後、当職は、破産管財人として、GB社及びMP社の破産手続の適正な進行と早期終結に向けて努力する所存ですので、関係各位のご協力を御願いする次第です。

  3. 今後の破産手続の概要
     GB社及びMP社は、今後、破産手続の中で、債権債務関係の清算を行うことになります。
     GB社及びMP社は、破産手続開始の申立前にほとんど全ての資産をミュゼ社に譲渡済みであり、その対価については、運転資金としてそのほとんどが費消されていることから、現在GB社及びMP社には見るべき資産はほとんどなく、一般債権者への配当は極めて困難な見通しです。
  4. 顧客の皆様へ
     GB社及びMP社は、両社の営む美容脱毛サロンに係る事業を既にミュゼ社に譲渡済みである上、破産により事業を停止しておりますので、美容脱毛サロン「エターナルラビリンス」「ラットタット」の顧客の皆様がGB社やMP社から施術を受けることは不可能ですが、施術の継続を希望される場合には、ミュゼ社において一定の優遇措置を用意していると聞いております。詳細につきましては、GB社のホームページにリンクがありますのでご参照下さい(http://www.e-laby.com/)。
     顧客の皆様への情報としては、破産管財人のホームページ(http://www.etarabi.net/)を開設し、随時更新して情報提供をしておりますので、適宜ご参照くださるようお願い申し上げます。

以上


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